仕事用のブログから全文引用。
Wubiを使ってWindowsとLinuxの共存させてみた事で本格的に興味が沸き、本格的に自宅のPCでマルチブートに挑戦してみました。
勿論、事前にParagonさんで外付けHDDにバックアップ済みです。
- LinuxOSのインストーラーを準備
Windows 版 Debian インストーラ起動ツール(URL:http://www.debian.or.jp/blog//ps3-win32-kfreebsd.html)を使い、インストール準備。勿論GUI無しの設定で。 - パーティションの設定
WindowsXPを消すわけに行かなかったので、60GB程を確保する為パーティションをリサイズしました。
その後、Linux用にパーティションの設定。
事務所でやっていたように/bootとスワップと/で設定しようと思ったら出来ず論理パーティションについてもよく分かっていなかったので、とりあえずスワップと/でパーティション設定。 - ブートローダの設定で……やってしまった
最後にいつも通り「GRUBが〜」と出て来たので、そのままエンター(肯定の返事)を押し、その後再起動したのですが……ここで問題が発生。
BIOS→GRUBと順調に来ていたのですが、この段階でWindowsXPが認識されていない(=起動できない)事が発覚。
仕方がないので一旦Linux側を起動し、xとblackboxと日本語入出力に必要なパッケージ一式をインストール。
その間に携帯で簡易的に調べ、grub-setupを実行したら一応WindowsXPを認識はしてくれたのですが、今度はWindowsXPのOS起動時に「ブートローダがNTFSに対応していない」問題にぶつかりました。 - MBRの設定には細心の注意を。
どうしてこうなったのか。Linuxからaroraをインストール・起動しブートローダでググって見たところ、「MBR(マスターブートローダ)を既存のものからgrubに書き換えてしまい、結果NTFSを使用しているWindowsXPを使用できなくなった」事が判明しました。
ここでようやく、インストール時の「grub〜」でのエンター押下が根本的な原因だと気付きました。
なので、「NTFS対応のブートローダをMBRに書き込めばまたWindowsXPを動かせる」と判断し、フリーウェアであるMBM(配布元ではなくhttp://wikiwiki.jp/disklessfun/?mbm#inst-packからDL)をLinux側から書き込み、ようやくWindowsXPを再び動かす事が出来ました。
パーティションの設定をミスっていなかったのがせめてもの幸いでした。
その代わり今度はLinux側が動かなくなってしまったのですが、PBRにgrub辺りでも書き込めば動いてくれるでしょう……多分。
今回の教訓。
「Linuxに触れてみたい」だけであれば、大人しくWubi経由でUbuntuをインストールしましょう(格爆)